エクソソームが現時点で、もっとも有効だと思われる疾患は何か？そしてその理由は？


エクソソーム、セルソース社のピュアエクソソームを使うようになり、実際に自分でも投与継続していく中で、多くの可能性がある治療だと思っています。
実際に、当医療法人の中のメンタルクリニックで、うつ病に対するエクソソームの有効性を検討するためのオープントライアルを開始しています。
今後データがそろってきたら、発表していこうと思いますが、スタート時点からなんらかの効果はでるだろうと、推測しています。


エクソソームの医療応用はまだ初期段階であり、確固たる証拠は限られています。しかし、初期の研究や前臨床試験（動物実験）では、特に以下のような領域で有望な結果が報告されています。

再生医療と組織修復
エクソソームは、成長因子、サイトカイン、RNA、タンパク質などの生物活性分子を含むため、損傷組織の修復に有用であると考えられています。皮膚損傷、心筋梗塞、関節炎などでの応用が研究されています。

ガン治療
エクソソームは、特定の抗ガン薬やRNA分子をターゲットとするガン細胞に運ぶ「トロイの木馬」としても研究されています。これにより、薬剤の副作用を減少させつつ効果を高めることが可能かもしれません。

神経変性疾患
アルツハイマー病やパーキンソン病などの神経変性疾患に対する治療法としても研究されています。エクソソームが神経保護因子や修復因子を脳内に運ぶことで、神経細胞の損傷を減らし、症状を改善する可能性があります。

理由
エクソソームがこれらの疾患で有効であると考えられる主な理由は、細胞間コミュニケーションを助ける能力と、多様な生物活性分子を運ぶ能力にあります。この特性により、エクソソームは特定の治療目標に対して「カスタマイズ」することが可能であり、多くの疾患に対して有用である可能性があります。



エクソソームは、すべてのエクソソームがアンチエイジングに有効というわけではありません。
有効であるエクソソームのみを選択して、投与する必要があります。
エクソソームならなんでもいいわけではありません。

エクソソームの説明として分かりやすいので、リンク載せておきます。
セルソース創業者の山川先生の解説動画です。

https://www.youtube.com/watch?v=5OZHPWu8Qas&t=7s