ダイエット内服、脂肪吸収をブロック、ゼチーア、ゼニカル、について名古屋の美容皮膚科医が解説

 

 

こんにちは、Wスキンクリニック名古屋、美容皮膚科医の加藤晃司です。

 

年末年始で、体重増えた方多いのではないでしょうか。

そういう私も年末年始の暴飲暴食の影響が今頃でてきていまして、体重が増加してしまいました。

 

通常ならランニングを再開したいところですが、最近外が寒すぎて走る気力がでませんｗ

 

 

というわけで、ダイエット内服をいつもより強化して現在使用しています。

 

今回ご紹介する、ゼチーア、ゼニカルもその一つです。

 

私はゼチーアは毎日飲んで、ゼニカルは食事内容に合わせて頓服で使っています。

 

 

①ゼニカルの薬理作用、効果、副作用

 

薬理作用

 

作用機序: ゼニカルは脂肪の消化を担うリパーゼという酵素の働きを阻害します。これにより、摂取した食事中の脂肪が分解されずにそのまま排出されるため、体が吸収するカロリー量が減少します。

 

効果

 

体重減少: 食事からの脂肪吸収が減ることで、体重管理や減量が可能になります。効果は食事と運動の管理と併用することで最大限に発揮されます。

健康リスクの減少: 体重が減少することにより、高血圧、糖尿病、高脂血症などの健康リスクが減少する可能性があります。

 

副作用

 

消化器系の副作用: 最も一般的な副作用は脂肪の排出に関連するもので、油性の便、下痢、腹痛、排便の頻度の増加などがあります。

栄養素の吸収障害: 脂溶性ビタミン（A、D、E、K）の吸収が阻害されることがあります。そのため、これらのビタミンの補充が必要になることもあります。

その他の副作用: 頭痛、不安、疲労感などの症状も報告されていますが、一般的ではありません。

 

 

②ゼチーアの薬理作用、効果、副作用

 

薬理作用

 

作用機序: ゼチーアは小腸でのコレステロールの吸収を阻害します。これにより、血中の総コレステロールおよび悪玉コレステロール（LDLコレステロール）のレベルが下がります。

 

効果

 

コレステロール低下: LDLコレステロール、総コレステロールのレベルが有意に低下します。

心血管疾患リスクの減少: コレステロールが適切なレベルに保たれることで、心臓病や脳卒中などのリスクが減少する可能性があります。

 

副作用

 

筋肉関連の症状: 筋肉痛や筋力低下などの症状が現れることがあります。

肝機能障害: 稀に肝酵素の上昇を引き起こすことがあります。これは通常軽度であり、薬剤の中止により改善します。

消化器系の症状: 腹痛、下痢、風邪のような症状が報告されることもあります。

 

 

脂質はグルコースに比べると、ケトン代謝ですので持ちのいいエネルギー源ですが、カロリーには違いないのでダイエットには不要です。

 

脂質の吸収を阻害すればダイエットにつながるだけでなく、当然血中コレステロール値、中性脂肪値も下がってきますので健康にもいいです。

 

 

 

まとめ

ダイエット内服、脂肪吸収をブロック、ゼチーア、ゼニカル、について解説しました。

やはりカロリーのメインは、グルコース、脂質、です。

これらをうまく排出促進、もしくは吸収阻害していくことで、なるべく早くダイエットして目標体重まで到達しましょう。

 

 

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Ｗスキンクリニック名古屋

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