マイクロボトックスのメカニズム、改善する症状、推奨される投与部位について、名古屋の美容皮膚科医が解説

 

 

こんにちは、Wスキンクリニック名古屋、美容皮膚科医の加藤晃司です。

 

 

今回は、マイクロボトックスのメカニズム、改善する症状、推奨される投与部位について解説します。

 

ボトックスは通常は、おでこ、目じり、眉間、バニーライン、顎、などのシワを改善するために使われます。

 

しかしマイクロボトックスといって、水光注射で皮膚の浅い層に投与することによって、また違った効果をもたらしてくれます。

 

 

マイクロボトックスは、美容医療の分野で近年注目を集めている施術法です。この施術では、ボツリヌス毒素（Botoxとも呼ばれる）の非常に小さな量を皮膚の浅い部分に注入することにより、特定の美容上の問題を改善します。

 

以下に、マイクロボトックスのメカニズム、改善する症状、および推奨される投与部位について説明します。

 

（１）メカニズム

マイクロボトックスのメカニズムは、伝統的なボトックス注射と同様に、ボツリヌス毒素が筋肉の過剰な収縮を抑制することに基づいています。しかし、マイクロボトックスでは、より浅い皮膚層に、より細かく、より薄められたボツリヌス毒素を注入します。これにより、皮膚の表面近くの微細な筋肉に作用し、皮膚の質感と外見を改善します。この方法は、筋肉の動きを完全に抑制するのではなく、微妙に調整することを目的としています。

 

（２）改善する症状

マイクロボトックスは、以下のような様々な美容上の問題や症状の改善に役立つとされています：

 

①細かいしわや表情じわ：目の周り、額、口元など、細かいしわや表情によるじわの改善に有効です。

②毛穴の大きさ：皮膚の表面の微細な筋肉に作用することで、毛穴の引き締めと見た目の改善を促します。

③皮脂の過剰分泌：皮脂の分泌を調節し、脂性肌の改善に役立つことがあります。

④肌質の改善：全体的な肌質の向上と、より滑らかで引き締まった肌を実現します。

 

（３）推奨される投与部位

マイクロボトックスの推奨される投与部位は、主に顔の特定のエリアです。

具体的には：

 

①額：細かい横じわの改善。

②目の周り：カラスの足と呼ばれる細かいしわの緩和。

③口元：笑いじわやバニーライン（鼻の横じわ）の改善。

④顎：顎の形を整え、顎周りの肌質を改善。

 

さらに、マイクロボトックスは、同時に投与する美容液の種類を選択することで、相乗効果をもたらすことができます。

メンテナンスの施術として、定期的に水光注射を行っている方は、時おりボトックスを追加することで、マイクロボトックスの効果も加えることができるのでおススメです。

 

美容液としては、リジュラン、エクソソーム、ハイドロ、このあたりが再生医療から生まれてきた新しい治療として効果が高く、症状に合わせて使いわけることで、あらゆる肌の問題に対応可能だと思います。

 

ぜひ日々のメンテナンスメニューの中に取り入れてみてください。

 

 

Wスキンクリニック名古屋での、マイクロボトックス注射はこちら

https://www.w-clinic-nagoya.com/wrinkle/micro-botox

 

 

 

 

Ｗスキンクリニック名古屋

理事長　加藤晃司

 

 

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