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2026.03.06|ブログ

頻尿の原因と治療について  名古屋あおいクリニック

頻尿の原因と治療について

名古屋市東区・泌尿器科 名古屋あおいクリニック

「トイレが近い」「夜中に何度も起きる」
頻尿はとてもよくある症状ですが、原因はさまざまです。中には早めの治療が必要な病気が隠れていることもあります。

この記事では、頻尿の主な原因と治療法を分かりやすく解説します。

1. そもそも「頻尿」とは?

一般的に、日中の排尿回数が8回以上、または**夜間に排尿で1回以上起きる(夜間頻尿)**状態が続き、生活に支障がある場合に「頻尿」として相談されることが多いです。

ただし回数だけでなく、

我慢できない尿意(尿意切迫感)

少量ずつ何回も出る

夜だけ増える
など、症状の“質”が診断のヒントになります。

2. 頻尿の主な原因(よくある順)
A)過活動膀胱(OAB)

頻尿の代表的原因です。

急に強い尿意が来る

我慢しにくい

間に合わず漏れることがある(切迫性尿失禁)

膀胱が過敏になり、尿が十分たまる前に収縮してしまう状態です。男女どちらにも起こります。

B)前立腺肥大症(男性に多い)

50代以降の男性で多い原因です。

尿が出るまで時間がかかる

尿の勢いが弱い

残尿感がある

夜間頻尿が増える

前立腺が大きくなり、尿道が圧迫されて起こります。

C)膀胱炎・尿路感染(女性に多い)

排尿時の痛み

尿が濁る

下腹部の違和感

すぐまた行きたくなる

急に出てきた頻尿で、痛みがある場合は感染が疑われます。発熱や背中の痛みがある場合は腎盂腎炎の可能性もあります。

D)多尿(尿の量が多い)

頻尿に見えて、実は**“回数”ではなく“量”が増えている**タイプです。
原因として

糖尿病(口渇、多飲、体重減少など)

利尿薬の影響

水分・カフェイン・アルコールの摂り過ぎ

夜間多尿(加齢、心不全、睡眠時無呼吸など)

が関係することがあります。

E)骨盤底筋の弱さ・出産後・加齢(女性)

咳やくしゃみで漏れる(腹圧性尿失禁)に加えて、頻尿が目立つことがあります。骨盤底筋トレーニングが有効です。

F)ストレス・自律神経(心因性頻尿)

検査は異常なし

緊張する場面で増える

夜はあまり起きない

ストレスや不安で膀胱が過敏になり、頻尿になることがあります。

G)見逃したくない病気

頻度は高くありませんが、次の場合は注意が必要です。

血尿がある(膀胱がん、尿路結石など)

排尿困難が急に悪化(尿閉)

発熱や腰背部痛(腎盂腎炎)

強い痛み(結石)

神経疾患(脳梗塞、脊髄疾患など)に伴う排尿障害

3. 受診時に行う検査

当院では症状に合わせて、無理のない範囲で以下を行います。

問診(いつから・回数・尿意切迫・痛み・血尿・飲水量など)

尿検査(膀胱炎、血尿、糖など)

超音波(残尿量、膀胱・腎臓、前立腺の評価)

血液検査(必要時:腎機能、血糖など)

排尿日誌(2〜3日つけると原因が分かりやすい)

頻尿の診断で特に役立つのが排尿日誌です。
「回数」なのか「量」なのか、「夜だけ」なのかが整理できます。

4. 原因別の治療
A)過活動膀胱(OAB)

生活指導+薬が基本です。

膀胱訓練(少しずつ我慢する練習)

カフェイン・アルコール調整

便秘改善(便秘は膀胱を刺激します)

内服治療(膀胱の過敏さを抑える薬)

B)前立腺肥大症

前立腺の緊張をゆるめる薬

前立腺を小さくする薬(適応がある場合)

残尿が多い・繰り返す場合は治療方針を追加検討

C)膀胱炎・尿路感染

抗菌薬治療

水分摂取、生活指導

再発を繰り返す場合は背景(結石、残尿、膣環境など)も確認

D)多尿・夜間多尿

飲水・カフェイン・アルコールの調整

夕方以降の水分量の見直し

むくみ対策(夕方の下肢挙上、弾性ストッキング等)

糖尿病などの基礎疾患の評価と治療

E)骨盤底筋の弱さ

骨盤底筋トレーニング

生活指導(体重管理、便秘改善)

必要時は専門的治療へ

F)ストレス関連

まずは病気を除外した上で

睡眠・ストレスケア

生活リズム調整

必要に応じて心療内科的アプローチも併用

5. すぐ受診した方がいいサイン

次の症状がある場合は早めに受診してください。

血尿

発熱、背中の痛み

排尿時の強い痛み

尿が出ない/出にくいのが急に悪化

強い下腹部痛

体重減少・強い口渇(糖尿病の可能性)

6. まとめ

頻尿は、過活動膀胱や前立腺肥大、膀胱炎など「よくある原因」から、糖尿病や尿路の病気まで幅広い原因があります。
大切なのは、「回数」だけでなく、尿意の強さ・痛み・血尿・量・夜間の回数を整理して、適切に原因を見極めることです。

名古屋市東区の泌尿器科
名古屋あおいクリニックでは、尿検査・超音波・排尿日誌などを活用し、原因に合わせた治療をご提案します。
「トイレが近い」「夜起きてつらい」など、気になる症状があればお気軽にご相談ください。


名古屋あおいクリニック 
皮膚科・美容皮膚科・内科・泌尿器科・児童精神科・精神科 
〒461-0005 名古屋市東区東桜2-4-1第三コジマビル6階 
TEL:052-737-7117  
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